茨城県高萩市の高浜スポーツ広場に保存されている蒸気機関車 9667 に解体の危機が迫っています。
この機関車は、昭和47年に当時の国鉄から高萩市に無償貸与されました。当時の契約書によると、「教育等の展示資料に使用」するとされています。
貸与からしばらくは国鉄OBの方により管理されていましたが、近年は放置され、痛んでいました。しかし、今では「9667保存会」が立ち上がっており、塗装や一部修繕も行なわれてきました。
しかし、市は老朽化を理由にJR東日本から無償譲渡を受け(アスベストがある場合のみ)、解体しようとしています。
既に、6月の高萩市議会では、アスベスト等の調査費が補正予算に盛り込まれました。調査結果が出たら、次の定例議会で解体の予算をつけるところまで計画されています。
9667は、高萩に直接の縁があった機関車ではありません。主な活躍場所は青森でした。
しかし、常磐炭鉱地域の南端に位置する高萩では、駅から炭鉱専用線が伸び、機関支区が置かれて、9600も入換用として在籍していました。
その縁で、同型の9667が高萩に保存されたのです。
9667は、かつて炭鉱町として栄えた高萩の歴史を物語る生き証人。
人口減少に悩む高萩市は、街の活気を取り戻すためのシンボルとして利活用するべきではないでしょうか。
9667の保存と活用で、高萩市に活気を取り戻そう!そんな意味も含めて、保存を求める署名にご協力いただけましたら幸いです。
SNS等で拡散いただける場合は、#save9667 のタグをお願いします。
署名はこちらから。
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