廃車留置されていた485系の解体が終わり、その場所に勝田から回送された415系1500番台がずらりと並んでいるとの情報をTwitterで得たからです。
こんな感じで、よく観察できました。 |
ATへ415系を見に行くのは3回目。ほぼ構内の様子はわかっているので、最初から見える位置(東側の変電所側)へ行きました。脚立が必須ですが、準備は万端です。
まずは、観察後に作成した位置図から。
車番を確認できたのは6両。15両を視認できましたので、今回見ることができなかったのはクハの1600番台が1両ということになります。
上記の車列の、上の列から順に記録していきます。
1列目
左端には、モハ414-1530がいました。昨年8月に見た時と変わらず一部帯がはがされた状態です。
その右隣には、弱冷房車のステッカーがある車両が。モハ415ですが、車番は不明です。
上記の車両の右の右、2列目の車両越しにわずかにパンタが見えたので、モハ414ということになります。車番は不明です。
上記2枚目と3枚目の間にもう1両いたのですが、よく見えません。しかし、形式別に4両が揃ったものを消去していくと、クハ411の1600番台と推測できます。
2列目
左端にはクハ411-1530。
その右隣にクハ411-1532。
右端はクハ411-1527。
3列目
クハ411-1533。
後ろに重機が見えます。なんとなく、ここが解体場所なのかな、と感じさせます。
以上、2列目と3列目で、クハ411の1500番台は全車車番を確認できました。形式・番台別に全車車番を確認できたのでクハ411-1500番台だけでした。
4列目
ここからは、総合車両センター東側外周沿いの変電所側の留置分です。
3列目との間には解体発生物の置き場があり、線路は扇状に広がっています。
まずは、センター南側から見た留置の様子。
上記写真の左側の列が、位置図の4列目となります。
手前から3両いるのがわかり、真ん中は運転室がむこうに向いたクハ411-1600番台、奥はパンタがあるのでモハ414とわかります。
手前の車両は中間車でパンタなしのモハ415。写真を拡大して、-1527と確認できました。
5列目
南側から見て右側、最外周になります。
右側に住宅があるのがわかりますが、この住宅の右側(東側)に道路があり、住宅の間から車両の様子が確認できます。
写真も撮れなくはないのですが、住宅の庭を写し込むことになりますので、撮影は控えました。各車の特徴を見ながら確認し、手前南側から、
モハ415、クハ411-1600番台、モハ414、モハ415であることを確認しました。
このように確認した車両を位置図に落としたのが最初の図です。
全15両。
形式別にはクハ411-1600番台以外は4両が確認できました。所在不明は1両です。
今秋田にいる415系勝田車は、K540(2016/9/20勝田出発)、K537(2016/9/27勝田出発)、K542(2017/8/21青森疎開へ勝田出発、10/9AT入場)、K543(2017/8/21青森疎開へ勝田出発、11/15AT入場)の4編成16両。
今回の観察では全車内装は撤去されて廃車解体待ちと考えるしかない状態です。
以前このあたりに留置されていた485系は、床下器具がなくなっていました。順次入換しながら床下器具を撤去しその後車体を解体していくのか、それとも、床下器具の撤去を含め1両づつ解体していくのか、そのへんはわかりません。(ATでは、私が12/29に見た時にはずらりと並んでいた485系が2月くらいまでの間に解体されたようなのですが、郡山・長野等のように解体作業のツイートは見られなかったので、解体の作業場所すら知りません)
3列目と4列目の間の解体発生品置場には、415系のものと思われるドアやシート、吊革などが積まれていました。12/29にはまだ内装も原形を保っていたK542編成のものが主なのではないかと思います。
午後には、3列目の手前(入出場線らしいです)に6M4T化の改造や機器更新を終えた八ミツB11編成が据えられ(翌早朝出場)3列目までは見られない状況になっていたので、朝イチで見に行って良かったと思います。
現状を見れば、415系勝田車の他用途転用等は期待しづらく、このまま解体されるようです。残念に思います。
(参考)
2017/12/29の様子は コ チ ラ
2017/8/14の様子は コ チ ラ
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