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2017/04/18

E531系水カツK406編成に「線路設備モニタリング装置」が搭載されました。

昨日(4/17)、郡山総合車両センターの車輌たちをウォッチしていたら、要検で入場しているE531系水カツK406編成のサハE531-11に、「線路設備モニタリング装置」が搭載されたのを確認できました。

「線路設備モニタリング装置」に関しては → コチラ のリンクから。

まず、全景です。(網越しの撮影のため見苦しいところはご勘弁ください)



こちらは、常磐線では右側がいわき方になる、海側の面です。



「線路材料モニタリング装置」のユニットになります。



「車体装荷型慣性正矢軌道検測装置」の制御ユニットです。



「軌道材料モニタリング装置」の手前に見える小さめの箱が、「車体装荷型慣性正矢軌道検測装置」の検測装置。



「車体装荷型慣性正矢軌道検測装置」の検測装置は、台車を挟んでもうひとつあります。

大きくは計4つ(1+3)の機器で、全体として「線路設備モニタリング装置」を構成する、というわけです。



この装置群を搭載したために、当該サハは自重が変わったのか、標記が変更されたようにも見えます。

「車体装荷型慣性正矢軌道検測装置」の検測装置が2つ搭載されているのは、East i-Eなどの検測車に搭載されている「台車装荷型軌道検測装置」に比べて車体装荷型は特に低速時の誤差が大きい傾向にあるので、誤差を小さくするために2つの検測機の差分法で誤差を縮小する目的らしいです。
それでも、誤差0.5mmを超えることがあり問題が残っている、とか。
そう考えると、専用の検測車の測定精度って、すごいですね。

なお、K406編成は1~5号車は要検を終え試運転線で往復を繰り返していましたが、当該サハは台車のペイント等の徴を見る限りまだ要検未了(この写真撮影後連結されたクハも未了でした)の様子でした。昨日夕方には建屋内に入ってしまい、見ることはできない状態でした。

これからの活躍?が楽しみです。

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