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2018/01/02

秋田総合車両センターの415系観察

青森疎開から秋田総合車両センターに移動した415系(元水カツ)K542編成・K543編成の様子が気になり、雪の秋田へ行ってきました。

訪問したのは昨年12/29です。

まずは、奥羽本線側から。
線路際の狭い道は雪が深く、歩くのもちょっと大変でした。
線路際には「リゾートしらかみ」旧橅編成が留置されており奥が見づらかったのですが、少し歩くとモハ414の姿が。窓は内側から目貼りされているのか、中が見えない感じでした。



少し移動すると、ドアにも目貼りされているのがわかりました。



さらに歩くと、東側変電所の方に2編成が見えました。右の編成にはK542の編成札。



こちらは、あとで移動して近くから見ることにします。



戻りながらよく見ると、キハ40(車番不明)とEF81137の間にも、2両が見えました。
左の車両の貫通扉は、テープで目貼りしてあります。

ここまで見て、東側変電所の方に移動します。
狭い道なので雪の状況が心配でしたが、変電所手前までは除雪されていて入ることができました。

まずは、先ほどのモハ414。



モハ414-1533の車番もはっきり見えて、K543編成だとわかります。ドアは1ヶ所外されているようですが、他はしっかり目貼りされています。
ただ、外されたドアの右側を見ても椅子は見当たらないようですし、白っぽい内装板もないみたいです。MM'ユニット間の電線も無造作に切断されているようにも見えます...。



モハ414-1533とEF81137の間にも415系先頭部が見えますが、位置関係から、先ほどキハ40との間に見えていた2両のうち写真左側の幌付きの先頭車と思われます。奥羽本線側からの写真を拡大してみると銘板から平成3年製造が読み取れるので、K543編成のクハ411-1633ということになります(平成3年製造車のうちK544は解体済、K542は4両とも変電所側にいるため)。同じくドア等が目貼りされている点でモハ414との共通点もあります。

右側、廃車DE11の奥にもクハが見え、かろうじて編成札K543を確認することができました。クハ411-1533ということになります。



これで、K543のうちモハ415を除く3両が特定できました。

続いて、変電所の奥に見える2編成です。

まずは左側の3両。内装が外されているのはわかります...。



手前のクハは-1627の車番が読み取れます。



真ん中のモハ414も、写真を拡大して-1527の車番を読み取ることができました。
奥のクハ(2両のクハを向かい合わせにして、中間にモハ414を挟んだ3両になっています)の車番は読み取れませんが、ほぼ-1527と見て間違いないでしょう。

続いて右側の編成です。フェンスギリギリから撮ってもうまく画面におさまりませんが、K542の編成札ははっきり確認できます。




K542の脇あたりからは線路沿いに住宅が立ち並んでいるので線路際からの撮影はできません。

住宅の庭の向こうに見えるK542の先頭部(向こう側がK537)。





家を7~8軒くらい先まで歩いて4両分移動すると、K542の反対側の先頭部も確認できました。
K542は、比較的最近奥羽本線側で編成を保っていた目撃がTwitterにあったことも加えて考えると、編成を保ったまま留置されているようです。



この写真では吊革も見えますし、内部には手を付けられていないようです。ただし、幌は外されてますね。

以上が、この日確認できた内容です。
確認できなかったのは、K543のモハ415、K537のモハ415、K540の全車ということになります。
そのうちの1両は、奥羽本線側から見たEF81137とクハ411-1633の間に見えていましたが、クハ411-1530とクハ411-1630ではなく(向きと銘板の有無から)、モハ414-1530でもない(低屋根でない)ことから、上記3編成いずれかのモハ415というところまでは特定できます。

夏に来た時に見かけた485系がまだ一部解体されずにいたことも考えると、秋田総合車両センターの解体ペースはゆっくりしているように感じます。

このあとは、秋田港の24系客車、秋田港駅のDL群やコキ群を見たあと秋田駅へ移動し、出入りする列車をしばらく撮影して秋田を離れました。

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