11/3~5の連休には各地で臨時列車が運転されましたが、地元水戸近辺では上野発富岡行の「ふたばサイクルトレイン」が話題となりました。
この列車運転の趣旨は、
「東日本大震災から既に6年余りの歳月が過ぎています。
除染等の生活環境の整備が進み、避難指示解除がされる地域が次第に増え、住民の帰還が進みつつありますが、本格的な復興はこれからだというのが現状です。
今回のツアーはサイクリストの皆さんに、
ふたば地域の豊かな自然・風物や歴史を楽しんで頂くと共に、
ふたば地域の被災と復興の状況そして今を実際に見て感じて頂き伝えることによって
そして復興を後押しして頂きたいとの思いから企画しました。」というものでした。
(
「ふたばサイクリング」ホームページより)
E531系10連が充当され、自転車も積み込んでの団体列車ということでした。
運転日は、11/3(往路)と4(復路)。
鮮度落ちですが ^^;。
この日は、早朝に651系を使用した臨時急行「ぶらり横浜・鎌倉号」9114Mが運転されたので、まず撮影しました。右側のDE10の後ろには「ゆうマニ」が連結されています(ゆうマニは単なる構内移動でした)。K105編成による運転です。
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水戸駅にて |
DE10+ゆうマニの写真も載せておきます。
場所を変えて、「ふたばサイクルトレイン」9431Mを撮影。
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内原~赤塚間 |
E531系K555編成とK459編成、付属編成2本による10連です。
水戸以南では定期運用で付属10連が走ることはなく、珍しい光景でした。
行先表示は「臨時」でした。
この後、予測していなかったことが起きたようです。勝田でK555編成が分割され、富岡まではK459編成単独での運行となりました。
考えてみれば草野以北に10連が入ったことはなく(震災後)、訓練もなかったので10連での乗り入れはあり得なかったのでしょうが、事前には気が付きませんでした。
翌日は、同じ651系K105編成使用ですが臨時快速「ぶらり高尾散策号」9424Mが運転されました。
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那珂川橋梁にて |
曇りで光量不足でした。
さて、夕方。
富岡からの「ふたばサイクルトレイン」の復路9434Mは、昨日と同じK459編成。やはり勝田ではK555編成が併結され、10連となって常磐線を上ります。
臨時快速「ぶらり高尾散策号」の戻り9425Mと赤塚駅で並びそうだったので、雨が降ってきたし暗いこともあって、駅撮りにしました。
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赤塚駅にて |
まずは「ふたばサイクルトレイン」が2番線に入線。今度は行先表示が「団体」になっています。
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連結部分 |
なんと、後ろのK555編成は全くの無人。自転車等の荷物もありません。
昨日も、実際の営業運転はK459編成の方だけだったんだろうな、などと思っていると、闇の中から651系が現われました。
見事に並んでくれました!
651が発車した後にはもう「ふたばサイクルトレイン」はいませんでした。絶妙のタイミングだったようです。
珍しい並びを撮影できて満足でした。