「昭和の鉄道を作る」第1巻の付録車輌です。2輌持っています。
日立電鉄って、開業時は「ハ」の表示をしなければならないような等級制をとっていたのでしょうか・・・。
モ1031は、先日ご紹介した日立電鉄モハ2230と窓配置が一緒。
ちなみに、日立電鉄にはモハ1000型という車輌がいましたが、1031という車番を持つ車はありませんでした。
dD5D5D1の窓配置はモハ2230と全く同じです。
記号番号の上に丸い社紋が書かれているところなど、よく似ています。
モ1031はフリーですから、何かの金型をちょちょいといじって作ったのかな?と思った次第。
その元になったのがモハ2230か?と。
しかし、よく見ると、窓とドアの違いは明白ですが、それ以外にも、乗務員扉の高さ、乗務員扉の沓摺りの有無、右車端の窓幅など、結構違っていました。
台車は違ってます。
モ1031はKS-33Lですね。そうすると、モ1031は汽車会社製ではない、という想定?
モハ2230は、南部鉄道国有化後秩父鉄道に移り、車体更新のため余った車体だけが弘南鉄道へ行ったという経緯があるので台車はオリジナルではないはずですが、汽車会社系っぽい弓型イコライザー台車をはいています。どういう出自の台車か、というところまでは調べていません。
モ1031は別のところにおいていたので、今日持ってきて並べてみたのです。
正面も、中央の窓の大きさが違います。
決定的なのは、モ1031は切妻、モハ2230は緩~い丸妻でした。
このように、妻の形状が異なるほか、屋根上も全く違っています。
鉄コレ第2弾の車輌たち(流鉄、琴電、熊電)は、皆南部鉄道モハ100が源流(もともとは2扉、モハ2230だけは3扉化改造された)ですから、モ1031がこれらの金型流用ということはなさそうです。
モハ2230は、2段窓化、正面Hゴム化などの改造をされていますが、鉄コレは日立電鉄転入初期の形態です。
モ1031は、扉が木製など、モハ2230よりもさらに古い形態をしています。
モハ1031を2輌持っているので、片運ながら連結相手のいないモハ2230のために、うち1輌を改造(電装解除・塗装)して、フリーにはなりますが比較的現実性のある連結相手となるクハを作ってみようかとも思います。パンタを取り外した跡が残る改造クハ、ってことでもおかしくなさそう。
モ1031の窓枠は車体側なので、塗装も面倒ではなさそうです。
さて、しかし・・・いつのことになるやら・・・ ^^;
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