んなわけないでしょ ^^;
3800系といえば、戦後運輸省規格型で71輛の大世帯を誇った、一時期の名鉄を代表する車輛です。
前パンも勇ましく、6編成が出庫待ち。コンプレッサーのタンタンタンという音も複数聞こえてくるような光景です。(うしろに見える7700系等はエンドレスの向こう側なので、車輌の向きはこれで正しいです)
比較的早い時期に他社への譲渡が行われたために、スカーレット時代にこんな勢揃いがあり得たかどうかはわかりませんが、3800系は戦後復興期に大活躍した車輛です。
自分が子供時代にはダークグリーンやクリーム+赤帯の3800によく乗っていました。3700番台HL車と共に、最もありふれた名鉄電車でした。
当鉄道(名無し)には、純正鉄コレ(先日発売)が1編成、鉄コレ改が4編成(豊鉄や大井川・富山地鉄などから若干の改造を加えたもの)、リトルジャパンが1編成在籍しています。他に、リトルジャパンの未組立キットが1編成。
実物の増備は2年間(異端の2836を除く)。1948年車と49年車の違いはベンチレータです。ガーランド2列が48年車、押込式が49年車。
上記写真のうち、手前から2番目の鉄コレと、奥のリトルジャパンが49年車です。
ただ、ウィンドシルの埋込み・高運転台化などでバリエーションが増え、なかなか覚えきれないくらいの種類になってしまいました。
当鉄道(名無し)は、「特定番号を忠実に」というような真面目な路線ではないので、各種バリエーションがテキトーに在籍しています。
非アルミサッシは奥の3835編成のみ。ただし、実物はクが比較的早い段階で事故廃車されたため、実際には非アルミサッシの3835編成がこのようにスカーレット編成と並ぶことはありませんでした。
スカーレットの車輛で、一番手前は48年車、低運、シルなし。これに該当する実物は・・・ありません ^^; 。48年車でシル埋込された車はなかったはずなので。
手前から2番目は、鉄コレ純正3821編成。49年車でシルなし・高運。これは特定車番なので、特に言うことはありません・・・。
手前から3番目は、大井川塗り替えの、48年車・低運・シルなし。実物にはありませんでした。
大井川のワンマン表示が残ってしまっています・・・。
4番目が、48年車・高運・シルあり。7編成ほどが該当します。
5番目も、4番目と同じです。
一番奥は、49年車でシルあり・低運・非アルミサッシなので、3835編成しかありません。窓は、後年アルミサッシに改造されています。
数編成の並びの写真です。
ところで、戦前型AL車がかなり末期まで生き永らえたのに対し、3800系、特に48年車はなぜ早々に譲渡淘汰されたのでしょう?やはり、よく言われるように、戦後運輸省規格型時代は材料も工作も悪く、長持ちしないと考えられたのでしょうか・・・。その後3880系という東急の戦後運輸省規格型が転入してきたのも変なめぐりあわせですが(東急でも3700系以前の車のほうが長く東急で活躍してましたね)。
なお、上記の3800系には一部DT11台車をはかせているものもありますが、単なるテキトーです。パンタもPT42系でないものもいますし・・・。
3800系は、48年車の多くが他社に譲渡されたため、鉄コレの他社譲渡後のバージョンを種車にすると48年車になってしまいます。スカーレット時代には48年車はいなかったはずなのですが、こんな理由で当鉄道(名無し)にはスカーレットの48年車が走り回る結果となっています。
なんか、あの吊掛の音が懐かしくなってきました・・・ ^^ 。
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