模型店で鉄コレ富士急モハ7032を見つけたので、買ってきました。相棒のクハはありません。
この7032、言うまでもなく国鉄クモハ14(←モハ32)の譲受車。
実車のサッシはアルミでしたが、この初期の鉄コレでは窓枠が車体と一体で成形されているので車体色と同じ。塗替えにも好都合なわけです。
スカ色に塗って、飯田線時代のクモハ14にしよう!
ってわけで、買ってきました。
サイドビューはクモハ14そのもの。
戸袋窓のHゴム化などの改造もなく、アルミサッシ化程度で富士急に入線したはずですが、ガラス側に窓枠が表現されているその後の鉄コレと違って車体側に窓枠なので、塗装が容易です。
同じ国鉄からの譲渡車、弘南鉄道の、元国鉄クモハ11(←モハ50)。
こうしてみると、クモハ14が扉がぎりぎりまで端に寄った長距離型だったのがよくわかります。
写真ではよく見えませんが、クノハ14の台車はDT11、木造車の台車を使ったクモハ11(旧モハ50)はDT10ですので、台車の世代差が見て取れます。
飯田線時代は、北部の伊那松島機関区で同じ17m車のクハ16と組むことも多かったようですが、伊那松島のクハ16はクハ65(木造鋼体化車)出自の車が多く、この2輛をブドウ色に塗って昔の飯田線北部を再現することもあり得るかもしれません。
クハ16も窓枠が車体側なので、塗替えは容易です。
ただ、今回は弘南車は塗り替えません。
クモハ14は、形式称号改正前はモハ32で、このモハ32を代表とした横須賀線向けの長距離型電車を32系と便宜的に呼ぶことがあります。32系では電動車は17mでしたが、制御車・付随車は20m車。クハ47、サハ48、サロ45で構成される32系のうちクハ47(0番代)は鉄コレ・KATOでそれぞれ持っているので、7032をスカ色に塗って32系同士の編成を組ませたいと思うのです。
上の写真は、鉄コレのクハ47。
窓枠がガラス側でアルミサッシに見えるほど華奢なので、7032の太めの窓枠とは似合いません。
こちらKATOのクハ47。中桟の太さなど違いはあるものの、なんとか似合いそうです。
ただ、クハ47には盛大なリベット表現がなされているのに対し、クモハ14(予定)のほうはノーリベットです。事故復旧の時に大規模な更新修繕を受けた車、とでもしておきましょうか・・・。
もう少し後ピンで。
実は、もう7032は原形をとどめていません。
IPAに浸かっています。
いずれ、クモハ14への改造記(単なる塗替え記ですが)も書くと思います。
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