どうしても欲しい車輌に、名鉄パノラマカーの中期車があります。
RPU-1504クーラーを載せた、3~6次車。
初期車は更新を受けたために最末期まで活躍し続けたのに対し、更新を受けなかった中期車は早々に姿を消していきました。
しかし、自分の記憶にあるパノラマカーといえば、中期車。
TAC-15T2を積んだ初期車(1・2次車)はなんとなく古めかしい感じで、RPU-1504を積んだ中期車は、颯爽として格好良いと思っていました。
RPU-2208を積んだ7次車以降は逆にスマートすぎて、昭和30年代の基本設計の車輌にちょっと進んだ設備が載っかった感じの中期車が一番好きでした。
今回、TOMIX旧製品を改造して、中期車を作ろうと思います。
基本的に、いじるのは屋根のみ。
屋根板を新製して、RPU-1504や排風機、ベンチレータも新製、中期車の屋根上を再現しようという試みです。
ネットを検索して自作された方の作品もいくつか拝見しましたが、やはり目立つ屋根上機器を、大量に自作するのは大変。最低、初期車を中間に挟んだ4連にするための先頭車2輌だけでも良く、ベンチレータは類似の市販品を流用するとしても、結構きつい。
パーツの販売も見つけましたが、ホワイトメタル製ということで重心バランスが悪くなりそうですし、大量の在庫はない様子。
そこで、いつかはやってみようと思っていた、3Dプリンタでの自作にチャレンジします。
(NEKO MOOK)
本屋で見て、買おうと思ったけど買わなくて・・・この度、Amazonで買いました。
ネットで出力を注文するのが当たり前になってきたのも、決意した要因。
方針としては、以下の通りです。
①屋根板から新製し、屋根を交換する。(元に戻すこともできる)
②クーラー、排風機、ベンチレータは別部品として新製し、塗装後接着する。
取付けやすいように、ガイドをモールドしておき、はめ込めば位置が決まるようにする。
③パンタ台周りは製品(旧製品)と同程度の作り込みとし、できる範囲で別部品化して
スッキリと仕上げる。
方針というほどのことでもないですね ^^; 。
部品を作りこんでおいて、屋根板4種類(先頭車パンタあり、なし。中間車パンタあり、なし。)を作ればパタパタはめ込んでいってでき上がる、という寸法。
うまくいったら、新製品の屋根に対応するようにもしてみたいと思います。
屋根を新製して中期車を作って、実物と同じように初期車を挟んだ4連にしても、車体の寸法(特に連続窓の上下寸)やディテールが違いすぎてきれいに揃わないからです。この場合、台車が違ったり別の問題が出てきますが、そこは「お気楽」で乗り切るつもりです。
PRU-1504の寸法がわかるものを探したのですが、なかなか見つからない。写真等からの割り出しで決めていくしかなさそうです。排風機はGM7700から(クロポキットもあるし)、ベンチレータは1・2次車から採寸できます。
残念なのは、RPU-1504は他に使っている車輌がほとんどないということ。似たものを使用しているのが阪急で少数あったとか、ブラジルの車輌(日車製・輸出)で採用されたという程度の情報しかありません。
さあ、まずは寸法取りと設計だ!
こんな調子なので、おそらく、長期連載になると思います・・・。
ずっと考えていただけで着手していないので、本を買ったのをきっかけに「宣言」し、自分を追い込む事にしました。
何回連載になることやら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
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