長野電鉄屋代線とペアになっている号で、フジテレビで放映された「みんなの鉄道」(2004年5月31日放送分)の番組と、常北太田~鮎川間の前面展望が収録されたDVDがついています。
水木~大沼間の通勤道路との並走区間、桜川付近の国道245号との並走区間などは、当時も、今も、仕事で良く走る区間なので、道路に自分の車が映っているのではないかと思うほど身近な電車でした。
鮎川という中途半端なところで線路が途切れていたので、日立市という道路混雑が常態化している都市内でも、充分な役目を果たせなかったのでしょう。
今、もと鮎川駅の近くにはカスミ(スーパー)の大きな店舗ができていますが、この付近にJR側で鮎川駅を設置していれば、日立電鉄との連絡輸送というだけでなく、日立~常陸多賀間の都市内輸送改善にもなっただろうに、と惜しまれます。
鮎川駅自体は鄙びた駅で、駅前らしい商業集積等もなかったのですが、JR側に駅ができれば、国道6号との間の完全に既成市街地化したエリアからの住民の輸送需要の他、茨城大学工学部、多賀高校などの通学需要も充分あったと思いますし、日立化成をはじめとする通勤需要にも応えられただろうと思います。日立駅や多賀駅からのバスよりも、ずっと便利になったことでしょう。
もちろん、日立電鉄側にも乗換によって日立駅方面への便が良くなることで、乗客増の要素が増えたことと思います。
カスミのスペースを駅前広場にしていれば、充分バスとの結節点ともなれたはずです。
今頃こんなことを言ってても仕方ないんですけどね~。
※直接は関係ないですが、日立市は道路混雑が慢性化しているので、JRも日立市内の輸送改善にもっと意をはらっても良いのではないかと思います。
東海~大甕間の久慈付近、大甕~多賀間の大沼付近、多賀~日立間の鮎川付近(上記)、日立~小木津間の滑川付近、小木津~十王間の折笠付近等に駅を設置して、小単位頻回の都市型ダイヤができれば、日立市内の交通混雑緩和に役立つのではないでしょうか(赤塚~水戸間や勝田~佐和間などにも中間に駅を設置し、友部~高萩間くらいで都市型輸送形態をとれれば、さらにかなりの地域輸送改善になると思いますが)。
ただ、日立市は海から山までのわずかな平地部分に住宅や工場が密集して建ち並んでいるため、バスとの連携に不可欠な駅前広場が取り難いのも事実ですが、その中で、鮎川はカスミのスペースが空いた際に市なりが取得していれば、駅前整備はしやすかったのに・・・と残念に思います。
↓よかったらポチってみてください。
にほんブログ村
鉄道ブログ |
いばらき&浜通りの鉄道 |
鉄道コム
0 件のコメント:
コメントを投稿
お気軽にコメントどうぞ ^^